華   道 2003年

  30年続く当院の華道部は、毎週木曜日に山田先生の御指導のもとに草月流の稽古をし、病院の各部所に花を活けております。年に1回華展を本館1階ロビーにて開催しており、病院を訪れる人々の目を楽しませ、又心を和ませ好評です。今年も華展を10月30日〜11月19日まで開催しました。
華道練習風景 山田華和先生


”日本のある風景”
紅白の菊と水面を使って静寂を表してみました。
”午後の一時”
極楽鳥が花達と午後の一時を楽しんでいる様子に
生けました。
”秋の相乗効果”
黄色と紫の相対色と雲竜柳の朴。正反対のものによる
相乗効果を利用して、生けました。疎によって密が引き
立ち、密によって疎を引き立たせています。
"きつねの花嫁”
かわいいキツネ達がユリのブーケを持って遊んでいます。
”シャボン玉”
バラと霞草の周りに風船唐綿のシャボン玉が
飛んでいるイメージです。
”深まり行く秋”
黄色いカンガルーポと赤いピンクッションが秋色を感じさせます。
”小鳥たちのついばみ”
梅もどきの実を小鳥たちがさえずりながら、ついばんでいる姿を思い浮かべながら、生けました。
”紅葉の季節です”
今年は秋らしさが出るように頑張って生けました。
”宝塚”
フィナーレの階段をイメージに生けました。
”季節のかわりめ”
今年最後のひまわりでしょか。秋の色の中、
しぶとくぎっしり咲かせてみせました。
”イギリスのシャトー”
ニューミラクルが気品よく見守っています。
”可憐”
上品をテーマに生けました。
”淡い初恋”
淡いピンクの色とグリーンの色が私の初恋を
思い出させるようです。
”華やかな秋”
秋には華やかな一面もあるように思います。
秋らしい色のお花と器でそんな雰囲気を演出してみました
”紅葉”
11月の季節にふさわしい、深まり行く秋を豪快な壷で
表現してみました。
”季節の融合”
秋の紅葉と満開の春を2つで1つになるように生けました。
"秋風”
秋の風に葉が揺れているイメージで生けました。
”運命の出会い”
可愛い小花のついた、この花材にしようと選んだ花が、なんと
”まゆみ”私の名前と同じと知り、お気に入りの花になりました。

”季節外れの春”
春が来たようなピンク一杯の花。そこには暖かい空気が、
”蝶の舞”
蝶が華麗に舞っている様子を表現してみました。

”セレナーデ”
可憐な少女をイメージして生けました。
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