華   道
   当院の華道部は、毎週木曜日に山田先生の御指導のもとに草月流の稽古をし、病院の各部所に花を活けております。年に1回華展を本館1階ロビーにて開催しており、病院を訪れる人々の目を楽しませ、又心を和ませ好評です。今年も華展を11月初旬に開催しました。部員達の腕前をご覧下さい。
道の練習風景・指導山田華和先生



年1回の華展

ゴマ畑の日だまり シャンデリアーナの午後
 ゴマの和と、シャンデリアーナ、バンクシャ、レウガラドロンの洋と紅づると
の調和をご覧下ださい。華道委員長です。師範゛華照゛です。
秋 の 夕 暮 れ
 黄色のビンボン菊と白のアルスロメリアが月と星をイメージします。
秋の夕暮れ、もうすぐ冬が来ます。
山 里 の 実 り 多 い 秋
田舎で良く見る渋柿と菊を用いて、郷愁の秋を表現しました。
      秋 の お と ず れ
さざんかと枯れ紫陽花を庭の片隅に見立てて活けました。
                           あ る 秋 の 風 景
梅もどきの中に、ひっそりと咲くベルテッセンの可愛らしさを大切にして活けた作品。
 狐 の た わ む れ
トルコ桔梗とアスパラガスを草原に、フォックスフェイスを狐に見做して、
メルヘンの世界を表現しました。
夏 の 忘 れ 物
 ある秋の日、家の庭先にひまわりとくまたかが咲いているのを見つけた少女は、
一番お気に入りのカーネーションの帽子をかぶり、名残惜しそうに花を見つめていました。
                    老 若 男 女
 ピンクのダリアと青い竜胆を女性と男性に見立て、彼らを見守るかのように立っている
たれくわは人生経験豊かなおじいさん。若々しい緑のハランは未来を担う子供たち。
竜胆よりダリアの方を少し高くし、今の世を表現してみました。
秋 の 山
 さんざいの葉が秋の紅葉を強く感じさせる。その中に咲く
カサブランカの存在感を大切にした作品。
木  陰
 草原のカラーの木陰で動物たちが戯れ遊んでいる様子をイメージして活けました。

 上に伸びた石化柳とその周りを囲む菊の花の華やかさを生かしました。
コ ン サ ー 
アンスリウムの赤が引き立ち過ぎないよう全体の調和を考えてみました。

三角アカシアとクジャク草の中に見え隠れする深紅の薔薇で
優しさと情熱をイメージしました。
秋  萌
何処か季節外れながら花をつけた桜を初め、生命力を感じさせる百合と
ソリダコでもって、この言葉を思い浮かべました。
生  山
山野で生きるリンドウとつるうめのからみ合う幹に生命力を感じます。
 国 の 楽 園
 もう夏は終わってしまいましたが、まるで南国にいるかのよう。
ここは゛南国 パラダイス゛。
冬 の お く り も の
 ふわっと暖かくそれでいて神秘的な綿とかわいく光る灯火のような
クリスマスブッシュ。冬はもうそこまで……
紅  葉
秋の山々が紅く染まっている風景をイメージして活けました。
 オーストラリア生まれの元気いっぱいの娘達
 花嫁修業として、必死で頑張っています。未だお花を始めて日が
浅いのですが、これからも楽しく続けていきたいと思っています。
宝 塚 フ ァ ン タ ジ ー
 秋の院内旅行で観劇した華麗な宝塚の舞台をイメージしました。赤いニューサイランは
男役、白いトルコ桔梗は娘役です。このページのカメラマンです。影を出さないように…
 華道のページの撮影を担当しました。
花の写真は、蔭を付けないように気をつけました。ストロボを同時多発光させたり、傘を使って光を回転させたり、結局ストロボなしの自然光で撮りました。『秋 の夕暮れ』から『天』までは94万画素数のデジカメにて撮影。『コンサート』から『宝塚ファンタジー』までの写真はCanon EOS,Lens28〜70mm F2.8で撮影したものをEpsonのScannerで処理しました。
 この行の写真はSony Cyber−shot DSC−P1(330万画素数)で撮影したものです。上と比べて見て下ださい。保存は全て10〜15KBに低下させております。
    
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