@食塩水濃度と量(これが大切。必ず計量して下さい。)
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季節 |
中力粉g |
食塩濃度% |
食塩水g |
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冬 |
100 |
6 |
46〜50 |
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春秋 |
100 |
8 |
44〜48 |
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夏 |
100 |
10 |
42〜46 |
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Aあわせる
中力粉をボウルに入れる。食塩水を5、6回に分けて打ち水をする。初めは粉をゆっくり両手で持ち上げるようにして、静かに粉と食塩水と合わせて行く。 |
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B混ぜる
指は熊手のように広げて、粉と食塩水と空気が十分に混ざり合うように粉を持ち上げては落とす動作を繰り返す。(こねない!団子にならないようにする。)
『コツ』小麦粉の色が白色から淡黄色に変り、粉全体が均一なそぼろ状になったら完了。 |
Cこねる
混ぜるが終えたら、ボウルに散らばった粉の固まりを両手で寄せながら、団子を作るように押し固める。 |
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D練る
生地を厚手のビニール袋に入れて、足のかかとでクルクル回りながらまんべんなく踏む。厚さが1cmの平たくなった生地を団子作りをして、足踏み、団子作りを2、3回繰り返す。 |
E熟成
ビニール袋に団子状の生地を入れて熟成発酵させる。夏は30分、春秋は1〜2時間、冬は2〜3時間(急げばコタツの中に入れると1時間)。これによりうどんに弾力と粘りが生まれコシが出てくる。 |
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F手打ち
生地(量が多いとDと同じく足で踏んで延ばした後に)を麺台の上に載せて、手と麺棒で厚さ2cmくらいの平板状に広げ、打ち粉を振りかける。
麺棒を生地の真ん中に置き、押しながら先へ転がして延ばして行く。生地を180度回転させ、同じように反対側も延ばす。(グルテンの繋がりが良くなり腰が強くなる。)次に生地を90度回転させ、同じように延ばし、さらに反対側も延ばして、ほぼ正方形になるようにする。生地の手前から麺棒を転がして向こう側へ転がして行く。巻いたまま台上を体重をかけて巻き延ばしてゆく。生地を麺棒から広げ、90度回転させた位置で再度麺棒に巻き取り、延ばして行く。打ち粉を時々しながら3〜4mmの厚さになれば出来上がり。
透かし打ち(高度なさぬき独特の技術)。上達した人は、上の代りにすかし打ちに挑戦
生地を綿棒に巻き付け、生地を巻いた綿棒に打ち粉をかけ、綿棒を押しながら前方へ転がす。綿棒を前方へ転がしたら、すぐに軽く持ち上げて手前に戻す。この作業を20回繰り返す。
延ばした生地全体に打ち粉をして、麺棒に巻き取り、まな板の上に屏風たたみ(上に行くほど狭くなるように3、4段の山形)にし、麺棒を横から引き抜く。 |
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G切る
包丁を前に押し出すように使って生地の端から3mmの幅に切って行く(茹でると2倍の大きさになる)。
切り終ったら両手で麺をさばき、麺についている打ち粉をよく払落とす。 |
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H茹でる
出来るだけ大きな鍋に湯を入れて沸騰したら、一度に入れず、ぱらぱらと麺を落とすように入れて行く。強火で浮き上がれば長箸でかき回す。
ふきまける時は火力で調節する(水打ちはしない)。 |
I水洗い
釜揚げの場合は5〜6分、かけ、冷やし、ザルの場合は8〜10分湯でて、ザルに移して、すぐに冷たい水で手早く揉み洗いする(打ち粉がうどんについてぬめりになっており、これを洗い流すのが目的)。良く水洗いした麺はすぐザルに打ち上げる。 |
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