第5回男のきもの大全会(2002年11月於浅草貞千代)に参加しました。主催者早坂さんの言によると、”きものにも市民権を得たいという想いではじめた会ですが、最近つくづく思うのは、「きものが着たいと願う人には、とにかく気持ちよく着てもらいたい」と思うこと。「着る側と売る側の双方が」それを実現するための知恵を出し合って行ければ、「身近なきもの」が復活するのではないかと思っています。今回のテーマは、「男のきもの最前線」と題して参加者の皆さんと現況を語り合うこと”でした。
 ご参加の皆様、お世話になりました。私の意識改革になりました。今年は紬の着物、女房作の袖無し羽織り、赤玉石(佐渡で購入した)の女性のネックレスを自分で加工した羽織りの紐、茶色の色足袋、仙台平の馬乗袴にカシミヤのインバネスで参加しました。
まずは、浅草の仲見世、雷門、浅草観音、5重の塔へ


仙台平の袴に、カシミヤのインバネスで参加 版画、骨董品を飾り江戸浅草の雰囲気が漂う”貞千代”
参加者全員
第1部
まずは主催者の早坂伊織さん 司会の桂歌助師匠
3方の講演を各自10分間拝聴しました。
一衣舎の木村さんの
仕立て屋さんの苦労談義
銀座もとじの泉二弘明さんの
男の着物の現状と開店までの秘話
早坂さんの
”男、初めて和服を着る”出版後の反響について

深大寺さんと美遊人
今日の深大寺さんのいでたちは、赤シャツに緑青地にピンクと
黄色の渦巻き模様の銘仙、赤紫と黒の縞の半袖半纏、久留米
のもんぺ、黄色いミンサー帯、赤紫の小紋柄の足袋、竹の皮の
雪駄、ニットの正ちゃん帽子。
中川さんの”男ののれん” 木村さん
京屋悟雀夫妻
第2部
桧山うめ吉さんの
江戸情緒溢れる小唄、俗曲
宴会風景
江戸町衆料理(鬼平犯科帳に出て来たり、
町衆で食べられた料理だそうです。)
早坂さんと 美遊人と妻 最後は悟雀さんの1本閉め
参加者のHP
男のきのも大全会 悟雀の部屋 一衣舎 男の着物あめんぼう 朝日マリオン21
桂歌助さん 福朗長屋 銀座もとじ きものギャラリー泰三 月刊誌オブラ
深大寺さん きものを着て
歌舞伎を楽しむ会
初代なにわ屋助六 桐たんす相徳
                                                     秋の着物に戻る